プロペシア
●プロペシアとは
プロペシアは日本国内で2番目に承認されたAGA(男性型脱毛症)の為の育毛剤・発毛剤です。
プロペシアは2005年(平成17年)10月に厚生労働省に承認され、2005年(平成17年)12月から万有製薬より販売されるようになりました。プロペシアは頭皮に直接塗布せず、飲む為に「飲む育毛剤・発毛剤」と言われています。なおプロペシアは医師の処方箋により購入できます。
プロペシアの有効成分・フィナステリドは当初前立腺肥大症の治療薬でした。しかし脱毛症を回復させることが分かり、育毛剤・発毛剤として販売されるようになりました。なおプロペシアはFDA(米国食品医薬品局)が承認したロゲインに次ぐ、2番目のAGAの為の育毛剤・発毛剤です。
●プロペシアの育毛発毛効果
プロペシアでは有効成分・フィナステリドが5αリダクターゼ(2型)(5α-還元酵素(2型))を阻害し、男性ホルモンの一種であるテストステロンがAGA(男性型脱毛症)の原因と言われるジヒドロテストステロン(DHT)に産生されるのを抑制します。プロペシアは服用後すぐにジヒドロテストステロンが産生されるのを抑制するが、育毛発毛効果を実感するには少し時間が掛かります。一般的に3カ月くらいから抜け毛が減少すると言われています。
なおプロペシアを1日1回・1ミリグラムを服用した日本国内の臨床試験では半年で48パーセント、1年で58パーセント、2年で68パーセント、3年で78パーセントとAGAの改善・維持した人が経時的に増加したそうです。またプロペシアを3年間1日1回・1ミリグラムを服用した場合、98パーセントの人にAGAの進行が認められなかったそうです。また5年間服用した海外のデータでは90パーセントの人に抜け毛の進行を抑える効果、あるいは改善効果が認められたそうです。
・1年後では98.0パーセントが改善・維持(改善58.0パーセント、維持40.0パーセント)
・2年後では99.0パーセントが改善・維持(改善68.0パーセント、維持31.0パーセント)
・3年後では98.0パーセントが改善・維持(改善78.0パーセント、維持20.0パーセント)
●プロペシアの副作用
プロペシアには一般的に副作用が少ないと言われています。プロペシアを1日1回・1ミリグラムを服用した日本国内の臨床試験では胃部不快感・性欲減退など5パーセントの副作用が確認されました。しかし副作用の割合は有効成分の入っていないプラセボ(プラシーボ)と同程度でした。なおオープン試験を実施した2年目以降では、消化器症状や発熱など1.1パーセントの副作用が確認されました。しかし性機能に関する副作用は確認されなかったそうです。なおプロペシアには肝機能障害のある人が服用した場合、重篤な副作用を引き起こす可能性があるそうです。
なおプロペシアは服用を中止すれば、ほとんど副作用が見られなくなるそうです。副作用などを感じた場合、服用を中止し、医師に相談しましょう。
●プロペシアの初期脱毛
プロペシアはAGA(男性型脱毛症)の為の育毛剤・発毛剤ですが、初期脱毛という現象を経験する人もいるようです。プロペシアは服用後すぐに5αリダクターゼ(2型)(5α-還元酵素(2型))を阻害し、男性ホルモンのテストステロンがAGAの原因と言われるジヒドロテストステロン(DHT)に産生されるのを抑制します。しかしプロペシアの育毛発毛効果を実感するには多少時間が掛かり、逆に抜け毛が増える人がいるそうです。なお抜け毛が30から40パーセント増加すると言われているそうです。この抜け毛が増加する現象を初期脱毛と言います。ただし全く抜け毛に気付かない人もいるそうです。
プロペシアは3ヵ月の服用により育毛発毛効果を発揮する場合があるが、育毛発毛効果を実感するには通常6ヵ月の服用が必要となります。そして育毛発毛効果の持続には継続的な服用が不可欠となります。
●プロペシアの費用
AGA(男性型脱毛症)治療やプロペシアの費用は全額自己負担となります。AGA治療は美容整形と同じように美容が目的と考えられ、健康保険は適用されず、全額自己負担となります。またプロペシアも生活改善薬と考えられ、健康保険は適用されず、全額自己負担となります。なおプロペシアは病院により価格が異なるが、1錠(1日分)250円程度で販売されています。その為育毛剤だけでも1ヶ月約7,500円必要となります。そして診療費・調剤費などの費用を合わせると1ヶ月1万円から1万5,000円程度必要だと言われています。なお育毛剤・発毛剤などの費用は、病院や地域により異なるので、事前にホームページなど確認しましょう。
プロペシアは育毛発毛効果を継続する為には継続的な服用が不可欠となります。その為育毛剤・発毛剤費用を節約する為、個人輸入をする方も多いそうです。個人輸入も選択肢としましょう。なお一般の個人が自分で使用する為の個人輸入は法的に認められ、問題はありません。
●プロペシアの注意事項
プロペシアは成人男性の為のAGA(男性型脱毛症)治療の育毛剤・発毛剤です。注意事項を守る必要があります。
プロペシアは次のような人は服用できません。
・AGA(男性型脱毛症)以外の脱毛症の男性
・未成年者
・女性
また肝機能に障害のある人も十分に注意する必要があります。
なおプロペシアには、次のような禁忌が定められています。
・プロペシアに対し過敏症の既往歴のある人
・妊婦、または妊娠している可能性のある女性及び授乳中の女性
プロペシアを服用中に妊娠した場合、胎児に異常が発生する場合があります。また妊婦または妊娠している可能性のある女性、及び授乳中の女性は、コーティングがとれたプロペシアに触れてはいけません。プロペシアは肌を通して吸収され、男性胎児の生殖器に異常が発生する場合があります。もし誤って服用したり、触った場合、直ちに医師に相談しましょう。
なおプロペシアは服用中に献血していはいけません。また献血するには最低でも1ヶ月の休薬期間が必要となります。
